透析・内科のご案内

長時間・隔日・日曜透析

現在日本では一般的に1回4時間、週3回の透析を行っています。
しかし、これでは人によっては透析量が十分でないこともあり、透析後の倦怠感や体調不良などにより、透析そのものが苦痛になってしまう方もいらっしゃいます。
週3回では透析をしない日が2日間できてしまうことも、その大きな原因です。
これを解消する方法が、1回あたりの透析時間を長く(6時間など)する「長時間透析」と、回数を増やして2日空きをなくす「隔日透析(週3.5回透析)」があります。日曜日も透析をできる体制にしているのはこのためです。
また、「隔日透析」ですと、月→水→金→日→火→木→土 と曜日が変則的になりますが、夜間透析をご利用されている患者さんや、送迎を利用されている患者さんなど、変則的になることが難しい患者さんのために、週4回目の透析として日曜日をご利用いただけるようにもしております。

オーバーナイト透析

堀江やまびこ診療所ではオーバーナイト透析が可能となりました。
通常の夜間透析に比べ、しっかりとした就労時間を確保できるため、会社に気を遣うこと無く就労と透析の両立が可能です。
また、就寝中に透析を行うため、7~8 時間の長時間透析が可能なうえ、体感の透析時間も非常に短くなります。
全室が個室形状になっているため、プライバシーが守られ、周囲の方に気を遣うことも少なくなります。

オーバーナイト透析 ご留意点・対象者

  • ・原則、日中にフルタイムで就労している方(主婦を含)を対象とします
  • ・透析中の状態が安定していることが条件になります
  •  ※オーバーナイト透析に移行する前に、一定期間、日中透析にて透析中の状態を観察させていただきます
  • ・その他、当院が策定した項目を遵守していただきます
  •  ※お守りいただけない場合、オーバーナイト透析を中止していただきます

早朝透析

朝6時から透析をすれば日中時間を有効利用することが可能です。夜勤明けの透析としても最適です。
※堀江やまびこ診療所のみ対応

夜間透析

腎・循環器もはらクリニックでは、仕事が終わってからの通院でも透析時間を十分に確保できるよう、深夜まで透析を行っています。
また、無線LANを開放しておりますので、ノートパソコンやiPadなどのモバイル端末を持ち込んで、ソファで透析を受けながら残った仕事を片付けるというようなことも可能です。

在宅血液透析

施設で行う透析では、患者さんが施設に合わせていかなければいけない側面が多くあります。施設の診療時間、曜日、通院の距離や時間に拘束されてしまい、仕事をする時間や家族と過ごす時間も制限されてしまいます。

在宅血液透析では、夕食後の団らん時に、あるいは就寝時など、好きな時間に好きなだけ透析が行えます。
ライフスタイルに合わせた透析を行うことにより、仕事の時間も、家族との時間も犠牲にすること無く、透析ライフを送ることが可能です。また、施設透析に比べ圧倒的な透析量を確保できるため、透析をしていない人と変わらない食事や運動を行うことが可能となります。

在宅血液透析 ご留意点

  • ※介助者がおり、自己管理ができ、安全な透析を実践できることが不可欠です。
  • ※機械は病院より無料貸し出しとなりますが、設置工事費、電気代、水道代のご負担が発生します。
  • ※在宅では安全性を確保するために、施設での透析よりも長時間の透析が前提となります。回数も少なくとも隔日透析(週3.5回以上)とし、2日空きは避けて下さい。

腹膜透析

両クリニックで、導入施設と連携をとりながら腹膜透析の管理も行っております。
週1回の血液透析を併用するハイブリッド透析も行っており、よりライフスタイルに合わせた透析を選択していただけます。

オンライン透析(O-HDF)

通常の透析は、透析膜の小さな穴を介して、患者さんの血液と透析液間で物質(小さな尿毒素)を除去していきます。しかし、大きな毒素は除去できず、透析困難症や透析アミロイドーシスなどの合併症を誘因することがわかってきました。そこで、血液に直接、透析液を入れ、本来の腎臓の機能(ろ過)に近い形で尿毒素を取り除く方法がオンライン透析(血液ろ過透析)です。
そして、直接透析液を体内に入れるためには、透析液内の細菌やエンドドキシン(毒素)を厳重な管理基準以下にするため、徹底した水質管理による「透析液の清浄化」を行っております。
当院では個人用の装置2台を除く全台でオンライン透析が可能となっております。

オンライン透析 ご留意点

  • ※大きな毒素だけでなく、必要なもの(アルブミンなど)までも抜けてしまいますので、「しっかり食べて」ができていないと、「抜けすぎ」になってしまうことがあります。

シャント造影・シャントPTA

「しっかり透析」を行うためには、シャント管理も非常に大切です。
ご自身で毎日シャントの状態を確認していただくだけでなく、必要に応じて即座に造影検査やPTA(経皮的血管形成術)を行えるように、設備を整えております。
せっかく作ったシャントを、より長く使っていただけるように大切にしていきます。