透析・内科のご案内

腎臓内科

腎臓は体内の老廃物を排出するために必要なはたらきを持っています。
自覚症状として現れにくいこともあり、検査による状態把握をお勧めしています。

腎臓のはたらき

  • ・老廃物を体外に出す
  • ・体内の水分量調節
  • ・体液中の成分を適度な状態に整える
  • ・赤血球の生成や血圧を調整するホルモンなどをつくる

腎臓疾患であらわれやすい症状

  • ・尿のにごり、体がむくみやすい
  • ・血圧が高め
  • ・異常にのどが渇く
  • ・食事量が変わらないのに痩せていく
  • ・体がだるく疲労感や倦怠感
  • ・血尿が出た

腎臓の病気

急性腎炎…腎臓の細菌感染や毒素による炎症を腎炎とよびます。急性の場合は血尿や浮腫のような症状が出ます。
慢性腎炎…急性に比べじわじわと病状進行するため自覚症状も殆どなく、尿検査で発見される事が多いです。
腎不全…腎機能が低下し、正常時の約30%以下の機能不全状態を腎不全といいます。腎臓が尿をつくり老廃物・水分・電解質の排泄をすることで健康状態を保ちますが、この機能が不全となる症状です。
糖尿病性腎症…糖尿病合併症の一種で、高血糖が原因で腎機能が低下し腎不全や尿毒症に移行する場合もあります。
腎硬化症…高血圧が続くと腎臓の血管が動脈硬化を引き起こし、腎機能障害をもたらす状態です。
腎盂腎炎…大腸菌などの細菌によって、尿を溜める腎盂に炎症が起こる感染症の一種です。
腎膿瘍…血行性感染により、腎実質内に膿瘍(膿が溜まり袋状になったもの)を形成したもので、急性腎盂腎炎に似た症状を呈し、発熱、腰痛などを伴い、全身状態が悪化します。
膿腎症…感染症が尿路閉塞に長く続いた状態です。腎機能が低下する一方、拡張した腎盂に膿が溜まった状態となります。腎盂腎炎と同様の症状を示します。
腎周囲炎、腎周囲膿症…腎実質による炎症の波及や血行性に、腎周囲に炎症が起こる状態です。

糖尿病と腎不全

最近、新たに透析を始める方の多くは糖尿病による慢性腎不全が原因となっています。
血糖コントロールの悪い状態が長期間続きますと、いろいろな合併症が現れますが、とくに腎臓の障害は糖尿病性腎症とよばれます。

糖尿病になって10年以上経過すると発症しやすくなり、蛋白尿が出始めると危険信号です。
高血圧もしっかりと治療しないと、腎臓の障害はますます進行します。
やがて全身のむくみ(浮腫)があらわれるようになり、腎臓の働きも低下(腎機能障害)して、ついには透析療法が必要になります。
そうならないためにも糖尿病のコントロールが非常に大切になってきます。